静岡県の東部に位置する沼津市は、海や山、川など自然に恵まれていることから、山ではハイキング、海では海水浴や釣り、ダイビングなど、さまざまなレジャーが楽しめます。田舎暮らしと都会暮らしが両立できる魅力的な都市といえるでしょう。

沼津市には、JR東海道新幹線と東海道本線通っています。東名高速道路や新東名高速道路、さらには日本の大動脈ともいえる国道1号も市の中心部を通っていることから、首都圏だけでなく他県からのアクセスも良好です。

続いて、沼津市の気候について解説します。太平洋式の東海気候区に属している沼津市は、年間を通して温暖な気候に恵まれています。沼津市が公表している2022年の気象観測データによると、寒さが厳しくなる1月の平均気温が6.0℃。気象庁が公表している東京の2022年1月の平均気温は4.9℃です。このことからも、沼津は比較的暖かく過ごしやすい気候であることが分かるでしょう。

参考元：沼津市「沼津移住応援ガイドブック」P.5・6・7・8
参考元：沼津市「沼津市の概要」P.1
参考元：気象庁「東京（東京都）2022年（月ごとの値）詳細（気温・蒸気圧・湿度）」
参考元：沼津市「沼津市中心市街地まちづくり戦略に向けて」P.17

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続いて住宅の維持費には、光熱費や固定資産税のほか、地域によっては除雪にかかる費用などがあります。沼津市では、どのくらいの維持費がかかるのでしょうか。

光熱費はガス代や電気代など、エネルギーを使うのにかかる費用を指します。上下水道使用料金も含め、水道光熱費ともいいます。
沼津市（2人以上の世帯）の水道光熱費の月平均は、約21,600円です。その内の電気代は、約11,000円、水道代が4,500円となっています。季節によっても光熱費は変わるため、だいたいの目安としておきましょう。

固定資産税とは、土地や家屋などにかかる税金で1年に一度納める必要があります。納める固定資産税の目安は、一軒家で10～15万円程度です。ただし、固定資産税の額は評価格に基づき算出しているため、土地や住宅の需要によって大きく変わります。

参考元：沼津市「財務部資産税課」
参考元：総務省「固定資産税」

住宅を長持ちさせるために必要なことは、定期的なメンテナンスです。住宅の場合、新築から10年ほど経っていれば、外壁塗装工事といった大規模なメンテナンスが必要とされています。シロアリ対策（防蟻処理）を行う場合の目安は、5年に一回が推奨されています。
外装塗装工事の費用相場は、40坪で80～130万円ほど、60坪で120～200万円ほどとされていますが、築年数、面積、塗装方法などの違いによって費用が異なることを覚えておきましょう。

沼津市は駿河湾に面した港町です。「千本浜海水浴場」や「らららサンビーチ」といった多くの海水浴場があり、夏シーズンは家族連れなど多くの人で賑わいます。こういった海沿いにある住宅は、潮風の影響により外壁などの劣化スピードが速まる傾向にあります。
また、沼津市には「香貫山」や「徳倉山」といった小山もあり、傾斜地に住宅を建てる場合、地盤の状態など注意しなくてはいけないことがあります。海沿いや山間など、沼津市は自然の影響を受けやすい立地条件であることも、視野に入れておくといいでしょう。

参考元：沼津市「沼津の海（ぬまづのうみ）」
参考元：沼津市「ぬまづ暮らし」P.6
参考元：沼津観光ポータル「千本浜海水浴場」
参考元：沼津観光ポータル「らららサンビーチ」

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自分の理想とする家をカタチにできるのが注文住宅のメリットといえます。ただし、理想だけを詰め込んでしまっては、間取りなど後悔することに繋がりかねません。一年を通して比較的暖かく過ごしやすい沼津市は、ほぼ雪が積もらないため除雪の必要もなく、住宅に雪対策を施す必要はないでしょう。
しかし、海沿いの地域の場合、塩害や津波、強風への備えなど、海沿いならではの対策が必要といえます。そのためには、安全性や機能性にこだわった耐久性の高い注文住宅を検討してみるのもいいでしょう。

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家づくりのタイミングでできる対策を検討することも大切です。対策を講じることで、住宅の寿命を延ばすことやメンテナンスの回数を減らすことに繋がり、維持費にかかるコストを削減できるでしょう。
ここからは、沼津市の特徴も踏まえて対策をご紹介します。

太陽光の自然の光エネルギーによって、電力を生み出せるのが太陽光発電です。太陽光パネルを設置する一番のメリットは、住宅を維持するのに必須な光熱費の削減が行える点でしょう。
太陽光パネルによって、電力を生み出すためには日照時間がとても重要です。2022年の段階で、沼津市がある静岡県の日照時間の平均は2,239.7時間。全国平均が2,047.1時間のため、比較的長いことが分かります。沼津市で注文住宅を建てる際は、太陽光パネルの設置を検討するのもいいでしょう。

参考元：静岡県「日照時間 令和4年」

家づくりの段階で「断熱性と気密性の高い家」を意識することもポイントです。断熱性の高い住宅は、外気が室内に伝わりにくく室内の熱が外に逃げない特徴を持ちます。気密性が高いと、室内の空気を外に出さず、室外の空気が室内に入るのを軽減できます。断熱性と気密性の高い住宅は、夏は涼しく冬は暖かい住宅といえるでしょう。そのため、冷暖房費を抑えることにも繋がります。

家づくりのタイミングでできる対策として、資材選びも重要です。例えば、外壁素材の場合、遮音性や防水性といった特徴を持つ外壁素材の特徴を理解して、住宅を建てる地域や環境に合ったものを選びましょう。沼津市中心市街地の賑わいが感じられるエリアでは、遮音性のある資材を選ぶと騒音に悩まされなくなるでしょう。
また、海のある沼津市では、塩害や強風被害が心配されるため、外壁や屋根の資材として、サビに強いステンレスなどを使用する方法があります。

契約する住宅会社がメンテナンスや点検などの、アフターサービスを行っているかどうか家づくりの段階で確認するのも重要な要素のひとつ。アフターサービスがないと、費用が自己負担となり住宅の維持費が余分にかかる場合もあります。
その点、アフターサービスがあれば、点検などの費用が割安に抑えられる、もしくは費用自体がかからないケースもあります。点検などを怠り住宅を放置した結果、リフォームせざるをえない状況になることも考えられるので、住宅会社と契約する前に事前の確認が必要です。

「理想の注文住宅」は、建てて終わりではありません。入居してからのトラブルにより、思わぬ出費が続き、家計が苦しくなる可能性もあるため、家づくりの段階で維持費について考えておく必要があるでしょう。

株式会社ハウスプランでは、「将来の暮らしまで見据える家づくり」をコンセプトに、断熱性能と気密性能のどちらも併せ持つ高性能住宅を提供しています。また、高性能な住宅に加え、暮らす人の個性をカタチにするのもハウスプランの強み。経験豊富な建築家が後悔のないよう理想の暮らしを提案していきます。
新築や注文住宅に関するイベントを定期的に開催し、家づくりをするうえでの不明点にお答えしています。沼津市で高性能かつデザイン性の高い注文住宅を建てるなら、ぜひハウスプランへご相談ください。