UA値とは
UA値とは、住宅の外壁や屋根、窓など、外気に触れる場所から室内の熱がどの程度逃げるか(断熱性能)を数値化したものです。「外皮平均熱貫流率」ともいいます。
住宅はUA値が小さいほど、室内の熱が外へ逃げにくく、断熱性能が高いといえます。
参考元:国土交通省「【参考】住宅における外皮性能」
住宅はUA値が小さいほど、室内の熱が外へ逃げにくく、断熱性能が高いといえます。
参考元:国土交通省「【参考】住宅における外皮性能」
地域区分とは
省エネ基準を説明するために、まず「地域区分」について理解する必要があるでしょう。日本国内は各地域の気候条件によって8つの地域区分が指定されています。
地域区分は、寒い地方ほど数字が小さく地域区分1・2は北海道の大部分が占めています。南下するにつれ数字が大きくなります。地域区分5・6には東京23区や大阪市など、人口の多い都市が指定されています。
参考元:国土交通省「地域区分新旧表(令和2年7月時点)」
地域区分は、寒い地方ほど数字が小さく地域区分1・2は北海道の大部分が占めています。南下するにつれ数字が大きくなります。地域区分5・6には東京23区や大阪市など、人口の多い都市が指定されています。
参考元:国土交通省「地域区分新旧表(令和2年7月時点)」
省エネ基準とは
省エネ基準とは、外皮基準と一次エネルギー(自然から直接採取可能なエネルギーのこと)消費量基準をもとに、建築物が備えるべき省エネ性能を定めたものです。地球温暖化対策の一つとして、国土交通省が定めました。
参考元:国土交通省「省エネ基準の概要」
参考元:国土交通省「省エネ基準の概要」
ZEH基準とは
ZEH基準は、国土交通省が定める省エネ基準よりも厳しい基準です。ZEHは、「Net Zero Energy House」を略したもので、「エネルギー収支をゼロ以下にする住宅」をいいます。
断熱性能を上げたり、効率の良い設備システムを導入したりすることで、日常生活で発生する消費エネルギーを削減。それを踏まえ、太陽光発電などを導入することにより、生み出した消費エネルギーで消費するエネルギーを賄うで補うことを目指しています。
断熱性能を上げたり、効率の良い設備システムを導入したりすることで、日常生活で発生する消費エネルギーを削減。それを踏まえ、太陽光発電などを導入することにより、生み出した消費エネルギーで消費するエネルギーを賄うで補うことを目指しています。
HEAT20とは
HEAT20は、「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」を略したものです。2009年に有識者・民間から構成されスタートしました。
HEAT20は、独自の断熱基準である外皮性能グレードG1・G2・G3を提唱しています。数字が大きいほどグレードは高くなり、快適性の向上やエネルギー効率の上昇が期待できます。
参考元:一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会「研究会の概要」
参考元:一般社団法人 20年先を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会「HEAT20の家」
HEAT20は、独自の断熱基準である外皮性能グレードG1・G2・G3を提唱しています。数字が大きいほどグレードは高くなり、快適性の向上やエネルギー効率の上昇が期待できます。
参考元:一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会「研究会の概要」
参考元:一般社団法人 20年先を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会「HEAT20の家」
沼津市、富士市の地域区分と各基準のUA値
沼津市、富士市の地域区分と各基準のUA値について見ていきましょう。沼津市、富士市の地域区分は、どちらも「7」です。7地域の省エネ基準、ZEH基準、HEAT20(G1,G2,G3)のUA値は以下の通りです。