家族構成や生活スタイルによって、おすすめの間取りは変わってきます。これから紹介するおすすめの間取りは、どのような家族構成でもアイデア次第で、快適に暮らせるポイントが詰まっています。

「見守りキッチン」ともいう対面型キッチンは、子供の様子を見ながら家事をしたいお母さんにおすすめの間取りです。子供の様子を見られる以外にも、テレビを見る、家族とコミュニケーションなど、「ながら調理」ができる点も対面型キッチンのおすすめポイント。
キッチンは、対面型以外にI型キッチン・アイランドキッチンなど、さまざまな種類があるため、機能性などを重視しながら選んでみましょう。

和室とリビングが繋がっている間取りもおすすめです。客間として利用できることはもちろん、お母さんの目の届く場所で子供が遊んだりお昼寝したりできます。さらに、洗濯物やアイロンなど座ってする作業をするのにもベストなスペースです。
扉などで区切れる間取りにしておくと、さらに使い勝手がよくなるでしょう。椅子やベッドが不要で広々と使えるため、子供の成長に合わせて活用していけます。
ただし、和室の場合素材によってはこまめな手入れが必要であり、飲み物などをこぼして汚れることを考慮して、手入れがしやすい素材の使用を検討しておくといいでしょう。

将来、部屋数が増えることを考えた場合、おすすめの間取りが間仕切り部屋です。間仕切り部屋は、子供が小さいうちは部屋を広々と使用して、大きくなった時に壁を作って個室にできます。あらかじめドアや窓を2つ設置し、簡単なリフォームで部屋を増やすのが一般的です。
最近では、パネルやブラインドなど可動式で簡単に部屋を仕切れるアイテムも多くあるので、設計の段階から検討しておくのもいいでしょう。「子供の個室」「仕事部屋」「親との同居」など、変化する生活スタイルに柔軟に対応できる間取りといえます。

リビング階段は、「家族同士のコミュニケーションを大切にしたい」と考える方におすすめの間取りです。リビング階段は、廊下ではなくリビングから2階などに行ける間取りのため、外出や帰宅した時など顔を合わせやすくなり、自然とコミュニケーションが取れるようになります。
ただし、リビング階段は、ニオイや寒さといった問題が発生しやすいため、間仕切りドアの設置や高断熱高気密仕様の住宅を検討する必要があるでしょう。

快適な家づくりのためには、収納の間取りも考える必要があります。以下では、収納スペースでおすすめの間取りを紹介します。

ファミリークローゼットは、家族全員分の衣類や荷物などを一つの場所にまとめて収納できます。衣類をまとめて集約できるファミリークローゼットは、各部屋やリビングに荷物が散らかりにくく、スッキリ片づけられるのも特徴です。小さい子供のいる家庭では、おもちゃなどが散らかりやすい傾向にありますが、片づけやすい間取りを取り入れることで、掃除以外のことでも忙しいお母さんの手間が省けることになるでしょう。

キッチンのすぐ近くに、パントリーを設置するのもおすすめの間取りです。パントリーには、常温保存可能な食品や調味料、食品ストック、さらには調理器具や食器など、さまざまな物を収納しておけます。食品を集約して保管できるため管理がしやすく、掃除や整理もしやすいメリットがあります。
キッチンの収納が少なかったり、収納箇所がバラバラだったりすると、台所がスッキリ片づかない原因にもなるでしょう。間取りにパントリーを取り入れることで、料理する環境を整えられます。

使用頻度の高い物は、日常動線となる廊下に収納スペースを作ってしまっておくのが便利です。例えば、掃除機など各部屋で使うアイテムの場合、共有スペースとなる廊下に収納することで、取り出しやすくなります。

階段を設置する場所やデザインにもよりますが、階段下はデッドスペースになっていることが多く、収納場所としておすすめです。使用頻度の低い物をしまって物置のように使えるほか、子供を遊ばせるスペースにもできます。あえて、扉は設置せず「見せる収納」としてインテリアの一部にする方法もあり、アイデア次第でシーンに合った使い方ができるでしょう。

いつでも玄関をスッキリとさせておきたい方におすすめなのが、土間収納です。土間収納は、通常の玄関収納に比べて収納可能な量が多くなる点がメリット。靴の収納はもちろん壁にフックを設置すれば、帰宅後すぐに上着をかけておけるので、花粉やウィルス対策としても重宝します。
さらに、子供の外遊び道具やベビーカー、自転車のほか、ゴルフやアウトドア用品など小さい物から大きな物まで収納できます。

＞＞参考コラム：沼津市の注文住宅の費用相場は？コストを抑えるポイントも紹介
＞＞参考コラム：富士市で注文住宅を建てる場合の相場を徹底調査！予算の立て方も解説

沼津市に建てた注文住宅の施工事例を紹介します。
＞＞施工事例「街の中に佇む白の箱」

白い箱がポンと置いてあるような外観が特徴の住宅です。玄関にはOSBボードを設置し、趣味の自転車などが飾れるスペースとなっています。リビングはパティオと繋がる吹き抜けにすることで明るく開放的な空間になっているほか、温もりを感じられる無垢フローリングも目を引きます。
さらに、スタディーコーナーの設置や土間収納、家事動線上のファミリークローゼット、間仕切り可能な子供部屋など、快適に暮らすための間取りを上手に取り入れている住宅です。
新築を建てる場合は、住宅関連に活用できる補助金も確認しながら施工事例をぜひ参考にしてください。

＞＞参考コラム：沼津市で受け取れる補助金を紹介！住宅や子育て医療など
＞＞参考コラム：富士市には魅力的な住宅補助金制度が満載！住宅取得時の減税や医療費助成も

株式会社ハウスプランでは、さまざまな価値観や生活スタイルに沿った「空間デザイン」を提案。お客様の将来の暮らしまで見据えた快適に暮らすための「家づくり」を一緒に行います。富士市、沼津市で注文住宅をお考えの方は、資金計画や土地選びについての勉強会なども開催している、株式会社ハウスプランにご相談ください。